ABOUT HIMEKAWA姫革について
にかわ・ゼラチンの紹介
にかわ製造業は、日本最大の皮革産地である姫路・たつの地域において、原材料の牛真皮の入手が容易であったことから、明治の初めに姫路周辺に興り、中でも網干地区は、19世紀後半に大規模産地として有名になりました。その後、昭和30年代には全盛期を迎え、一時、ガムテープ、研磨用、木工用などの工業用途の需要が減少するとともに集約化が進み、昭和40年代にゼラチン、平成に入りコラーゲンペプチドの需要が拡大するにつれて、全国有数の生産量を有しています。現在、国内のにかわ生産量の100%、ゼラチン生産量の約20%、コラーゲンペプチド生産量の約50%のシェア率を誇ります。
What's NIKAWA? にかわの主な用途は、紙器(紙箱、製本、事務用品)、紙管(紙、布や繊維などの巻き芯や郵送用の円筒など)、サンドペーパーなどの研磨紙、マッチなどがあります。また、和にかわ(三千本膠、京上膠など)は文化財の修復、日本画、製墨、和紙、漆工芸、紙人形、版画、ガラス工芸などの伝統産業に大きく貢献しています。
What's gelatin?
ゼラチンの用途は、食用(デザートや菓子、清酒などのアルコール類の清澄剤、ハムなどの結着材など)、医薬用(カプセル、ハップ剤、錠剤など)、写真用(各種フィルム、印画紙、コロタイプ印刷など)、工業用(感圧紙、製本用接着剤など)、化粧品用(ポリペプタイドとしてシャンプー、クリーム、ローションなど)などがあります。
コラーゲンペプチドは健康食品、化粧品などに幅広く利用されています。